第3世代設定資料集


2人のカーム・ブランネージュ

第3世代を語る上で無視できない、主人公である"カーム・ブランネージュ"と、その写し身であり正体不明の存在、もう1人のカーム・ブランネージュについて。


カーム・ノワルネージュ

第3世代、"アイドク"における主人公、カーム・ノワルネージュ。種族はニューマン、性別は男性。
母親譲りの綺麗な緑色の髪は父親の自慢の1つであり「母さんのようにカームも是非伸ばして欲しい」とまで言われる程母親似の髪だったようだ。
しかし悲しきかな、その"余り一般的では無い髪の色"と"性別にそぐわぬ髪の長さ"故に彼はいじめを受けており、家の外では常に孤立した存在だった。
家に帰っても、父は彼の生活を守る為日々遅くまで仕事で家を空けており、母は自身が産まれる時に入れ替わりで亡くしていた彼は、家でもほとんどの時間が独りであった。
それでも彼は、唯一信じられる存在であり・大切な存在である父・エル・ノワルネージュの為に常に強くあろうとし、父の前では笑顔を絶やさず、決してその生活に不満など感じていなかった。

そんな彼が変わってしまったのは、彼が10になってから少ししたある日の事だった。
その日、何者かの放火によって自宅が火事になり全焼してしまう。
夜遅くの出来事で就寝中だった彼は、それ故に逃げ遅れてしまう。しかし仕事が遅かったが為に帰宅が遅く、火事の時に外に居た父・エルの救助によって彼の命は助かった。
しかしこの際にエルは瓦礫の下敷きになってしまい、後日死亡が確認される。

若くして両親共に失ってしまった彼は見寄も無かった為に孤児院へと移される事になり、同時に唯一絶対の存在だった父を亡くす。
彼にとって唯一の存在だった父を失った事はとても大きく影響し、元より独りで居る時間の比率が大きかった彼は「元より独りだったのだから、今更馴れ合おうなんて思わない。大切なモノを失ってこんなに悲しいなら、最初から独りの方がマシだ」と考えるようになり、人との交流を自ら避けるようになる。また小さなキッカケから交流が深くなる事を恐れて、敢えて人から嫌われるような、人を邪険に扱うような態度を取る事が非常に多くなった。

そんな彼だが、根は素直でとても優しい少年である。
彼がフードや帽子と言った髪を隠しやすい物を好むのは、幼少期にその髪が原因でいじめられたが為にそれを隠したいと言う思いから来ており、これは最早一種のトラウマとなってしまっているのだが、この行動も裏を返せば、そこまででしてでも愛すべき父に褒められたその髪を守り続けたいという思いから来るものである。
当人も元よりそのつもりでの行動のようで、時折言葉の端からその思いが見て取れる。
また優しさの面に関しても、普段は嫌われたいが為に棘のある発言の多い彼だが、根が優しい為に咄嗟の時には「大丈夫?」と他人を心配したり、何かあれば「有り難う」や「おめでとう」と言った言葉が口からこぼれてしまう辺りから見て取れる。なお、"意図した自分の姿"では無い為、直ぐに棘のある言葉に言い換えてしまう。

だが勿論の事ながら、彼の"まだまだ短い人生"の中での多くの辛い経験は確実に彼を悪い方向に成長させており、彼の口から出る"棘のある言葉"は本人が"人と交流したくないから"と言う思いから来る"作り出された発言"ではなく、時として"彼の本心"である事もある。


「自分が辛い思いをしたから他人には優しくする"。素晴らしい心掛けだね。
・・・・・・余計なお世話だよッ」


彼がアークスとなってから、自ら孤立への道を進む彼に気付いた面倒見の良い先輩アークスから、本人の体験談を交えた形で気をかけられた時、その返しとして言い放った言葉。
世間一般では素晴らしい心がけであり・賞賛され、廃れた心にも響く筈のその行為も、まだまだ幼く・それでいて悲しみを背負い過ぎた彼には"自分を良い人に見せる為の偽善"にしか思えなかったのである。


「僕を、体の良い君らの偽善の為の踏み台にしないでよッ・・・・・・!」

上記の出来事の後、それでも彼に気をかける先輩アークスに対して、追い討ちをかけるように放った一言。
強い思いを込めて放った言葉の上から更に迫ってくるような相手のその態度は、最早『彼を"滅多にありつけない格好の餌"として捕らえている』ようにしか写らず、この言葉が放たれるのを止める理性などある筈が無かった。
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【伽藍の愛】設定資料集置き場


"伽藍の愛"―――

それは、魔術絵本の中に記されている数ある物語の中の1つ。

しかしそれは魔術絵本の中を抜け出し、それの持ち主はおろか執筆者すら知らぬところで更なる物語が展開されていた。

執筆者も読者も居ない。
あるのは登場人物とこの広い世界と、そして捻じ曲げられてしまった"伽藍の愛"の続きだけ・・・・・・。


物語は、求められぬまま終幕を目指して進み出す―――



 第一幕

物語は、魔術絵本の所有者である華花瓶(かばなみか)と人形好きの男・無垢 遊離(むく ゆうり)が出会うところから始まる。
本来魔術師や人形たち(ドールズ)等とは全く接点の無い遊離だが、ひょんな事からその存在を知る事となり、そして華花瓶と出会う。
決して長いとは言えない交流の中で遊離はドールズに強い興味を抱き、その入手を目指すも、華花瓶の要求する対価を支払う事が出来ず、人形たちについての知識を得るだけでその関係は終わってしまう。

この物語に置ける長い長い序章、その前半。


第二幕

第二幕。それは、筋書きの変わってしまった"悲劇 叡智"の物語。
全ての始まり。
この物語に置いては全く関係なく、それで居て最も重要な最初のプロセス。
アークスシップのアリーナを使って行われた華花瓶の娯楽の1つ。
筋書き通りに流れ、筋書き通りに終わる筈だったこの物語が破綻してしまった事が、多くのドールズと遊離の運命を大きく変える事になる。

この物語に置ける長い長い序章、その後後半。


第三幕

瓶鳴の自我獲得によって破綻してしまった"悲劇 叡智"。
その結果劇場の中から一部のドールが外部へと流出してしまう。
そして何の巡り会わせか、その流出したドールが遊離の手へと渡る。
念願のドールを手に入れる事が出来た遊離は、以前華花瓶に出会った時に手に入れたドールに関する知識、そして自身の持てる全てを使ってそのドールズのメモリに記録されていた物語"伽藍の愛"を展開する事に成功する。

しかしいざ"伽藍の愛"の展開を終えてみると、遊離は自身がまだまだ満足していない事、そしてドールに対する更なる好奇心が湧いている事に気付く。
遊離は新たな情報を入手すべくドールズのメモリを再び解析したところ、その中に"悲劇 叡智"に関する情報が存在する事、そしてその物語がイレギュラーによって破綻し、その結果その物語に使用されたドールの1つが「自我を獲得した」事を知る。
"ドールズの自我獲得"と言う事象に新しい刺激を受けた遊離は、次の目標を"自我獲得の再現"とする。

早速目標達成の為の最初のアプローチとして、ドールズに記録されていた情報を元に"悲劇 叡智"そのものを再現する事を決意。
その準備に非常に長い時間こそかかったものも、遂に"悲劇 叡智"の展開に成功。
しかしいざ展開してみると、人形たちに記録されていた"悲劇 叡智"の情報に不足があった事、その不足を遊離の趣味により改編されていた事が原因で本来の"悲劇 叡智"の筋書きの通りに終わってしまう。
この結果から、遊離は華花瓶の模倣では求めた結果は出ないと結論付け、次のアプローチを目指す。

この物語に置ける本編であり、一見失敗続きに見えるが実はこの中に重要なプロセスが含まれている、重要な幕。


第四幕

"悲劇 叡智"の再現から更に長い年月が流れた。
その長い年月の経過と、その中での長い思考により遊離は、ドール同士のやり取りではなく、既に自我というものが存在するヒトと交流・触れ合わせる事が"自我獲得"へ有効なアプローチではないかと考えた。
次に、そのアプローチを実行に移す為にドールズを送り込む環境に関して思案していたところ、シャルノア・フロンタルという男の1つの計画の存在に気付く。
この計画に関して更に調べを進めたところ、この計画にはシャルノア自身の理想とする思考とそれとは相反する思考の2つが存在する事、そしてそれどちらも自我を持たせるアプローチとして効果が期待出来る事が判明した為、このシャルノアの元へ片方のドールを、そしてもう1つのドールをシャルノアと敵対する勢力の元へと送り込む事を決定した。
この際、2つのドールの名称を、華花瓶の元にあった時の名称から、このアプローチを行う際に適していると判断したものに変更。同時に設定そのものも環境に合わせて変更した。

そして、満を持して新たなアプローチはスタートした。
生と死、ヒトとして誰もが1度は意識するであろう永遠の課題。
シャルノアの行った計画はこれを題材とした1つの計画だった。
ドールが自我を持つ事。遊離の感覚で言えばそれはドールがヒトへと昇格する事であり、その中で生と死は切っても切れぬ事だったのだろう。
遊離はただ見守る。2つの人形の行く末を。
今回のアプローチには、自分は介入できない。介入していいのは1番最後、自我を手に入れた時か、手に入れられず破損してしまった場合の、回収するその瞬間のみ。
シャルノアの計画は、遊離の思っていたものより状況が悪化してゆく。元よりそうなるとは分かっていたが、殺し合いが始まった。
勿論自らが送り出した2つのドールも、その殺し合いに身を投じてゆく。
 
結果が出るのは、今までの準備にかけた時間を考えても、いや、常識的に考えてもそんなに長い時間ではなかった。

シャルノアの計画は、シャルノア側の敗北と言う形で幕を閉じた。
これ以上のアプローチは、するだけ無駄。そんな状況に思われた、その時だった。

・・・・・・成功した。
遊離のアプローチは、シャルノアの計画、その最後の最後で成功したのだ。
2つのドール。その片方は大破し、早急な修繕が必要な状況になってしまったが、長かった遊離の目標は、遂に叶う事となったのだ。


第五幕

そして物語は、次のステージへと進んで行く―――





 登場人物


瓶導(みかみち)

魔術絵本に描かれていた物語"伽藍の愛"の主人公。
華花瓶の作り上げたホムンクルスタイプの人形の1つで、"悲劇 叡智"が破綻してしまった際に流出してしまったドールズの1つ。
低魔力でそれなりの出力を期待出来る、低燃費・節約型の人形。
その形式上、運用のしやすさはあるが高出力を出せないので、気軽に使える半面有用性のある場面が限られる。

遊離の展開した"伽藍の愛"の物語内ではからっぽの傀儡を相棒としてたった2人で生きていた人の片割れ。人の方。

その後の"悲劇 叡智"の再現の際には本来の配役で言うところの"瓶鳴"の役をつとめる。
その再現中、義眼の呪いを遊離なりに再現した設定の関係上、聴覚にあたる部分を破損してしまう。
また遊離が"設定"としてで十分だった"義眼の呪い"を"仕様"にしてしまった為に、この聴覚破損を後々も引きずる事となる。

シャルノアの計画の際の名称は"アラタ・導・レイリィフ"。シャルノアの敵陣営に配置された。
設定は「数年前、病室のベッドで記憶喪失の状態で目覚めたところからしか記憶の無い、耳の聞こえないの青年」。
記憶がある頃には既に耳が聞こえなかった為周囲との交流が取りにくかった事、また一般的な人々が感じれた筈の感性に触れられなかった事から、とにかく何事にも無関心。
ただ、聴力無しで生きてきただけあって察しが良く、また配置された陣営の人々に"好奇心"と言うモノを教わってからと言うもの、依然とは比較にならないほど様々な感情を抱くようになった。
また、物語終盤で破損した聴力が回復し、音が聞こえるようになるため最終的には喋れるようにもなる。
総じて、最初に持っているものは非常に少ないが、最終的には元から持っているものが少なかった事を差し引いても非常に多くのものを得る事になる。

その結果の"自我獲得"の成功ケース。

瓶限(ミカギリ)

魔術絵本に描かれていた物語"伽藍の愛"のもう1人の主人公。
華花瓶が作り上げた戦闘用オートマタタイプ人形の1つで、"悲劇 叡智"が破綻してしまった際に流出してしまった人形たちの1つ。
戦闘用の大型魔力炉を内蔵しており、ヒューマンタイプ人形などとも比較して、戦闘能力はかなり高く、かなり重要戦力とされるアークスに匹敵する。ただし、フォトンへの変換効率は低く、基本的に魔力駆動にて稼動、必要に応じてフォトン変換を行い射出する方式をとる。
また、内部にリミッターを内蔵しており、設定に合わせてその最大出力の上限を下げる事も出来る。

遊離の展開した"伽藍の愛"のものが足りないでは、からっぽの傀儡を相棒としてたった2人で生きていた人の片割れ。傀儡の方。

その後の"悲劇 叡智"の再現の際には、本来の配役で言うところの"瓶茶"の役をつとめる。
物語が別段何かあるわけでも無く正規の筋書き通り進んでしまい、また瓶導と違い変化を起こす状況にも無かった為、終始誤作動や故障無く終わった。
しかし問題があったのは"伽藍の愛"展開時で、その際に他人への強い愛を発する役を演じた事、その後の"悲劇 叡智"でも愛に関する配役だった為、この時点で既に自我の片鱗が芽生えている。

シャルノアの計画の際の名称は"T-OX Zephy"。シャルノア側の陣営に配置された。
この際の設定は「自分を偽れない感情的な女性」。
アークスとしてフィールドで活動している際にエネミーに追い詰められピンチになったところをシューエに救われるのだが、この時シューエに一目ぼれしてしまい、それ以降シューエに盲目的なまでの忠誠を示す。
なお、このエネミーに追い詰められてしまう場面・そこを通りかかるシューエ・助けられたシューエに一目惚れしてしまう、までの流れは遊離が彼女をシャルノア陣営に潜り込ませる為に仕組んだ"筋書き"でしか無い為、シューエに一目惚れこそしているが「同性愛者」と言う設定は実は無い。しかしその忠誠心の高さは設定通りである。

その後予定通り瓶導の居る陣営と敵対・勿論瓶導とも敵対する事となるが、前述の通りこのとき既に自我に目覚めかけていて、その関係で"悲劇 叡智"の再現までの事は完全にメモリから消されていて「覚えているどころか、知っている筈も無い」筈なのに、瓶導と初対面した際、どこかで遭遇した事のあるような感覚、そしてそこから来る憎悪感を感じている。
また、この憎悪感を良しとしなかった為に、その後瓶導の事は極力避けるように行動するようになる。
最終的にはシャルノア敵対陣営の人物と戦闘になり敗北・大破するが、相手の心情により命だけは助けられた。
その慢心創痍の身体でシューエの助けに向かうも、自身の目の前でシューエがシャルノアに斬られて絶命するところを目撃してしまい、そのショックで心身ともに大破・機能を停止してしまう。

その後自我獲得に成功した瓶導と共に遊離に回収され、修繕作業が行われた。


無垢 遊離(むく ゆうり)

地球に住んでいた、特に抜けたものも無い唯の一般人だった男性。
所謂"電波を拾っている"性格の男性で、人形を「我が子」として扱いとても愛している。

その性格から社会に適合できない人間であり、犯罪者予備軍とも取れるような非常に危険な存在であったが、ドールズ・そして華花瓶と出会ってしまった事でその人生は大きく変わってしまう。
人形が好きな彼は、その御伽噺に出てくるような"自分の中の理想の人形"をそのまま現実に持ってきたかのような存在であるドールズに非常に強い興味を抱き華花瓶にその1つだけでも譲ってくれないかと申し出るものの、彼が彼女の欲求を満たせなかった事、代わりとなる別の対価を払う事が出来なかった為に、奇しくもドールを手に入れる事は叶わない。
また、彼が彼女に惹かれる要素が無かった為、2人の関係はその場であっさりと終わってしまう。

しかし元々人形が好きであった事に加え前述の通りドールズが彼にとっての"人形の理想の形"であった為その後独学でドールの作成・入手を計画。
しかしやはりというべきか、一般人の能力では作成・入手どちらに関しても非常に困難であり、比較的早い段階で限界に到達している。そしてどうやっても自分ではドールを作成も入手も出来ないと絶望していたところに、奇跡的にも"悲劇 叡智"の破綻が発生。その弊害として一部ドールが華花瓶の手元から離れる事態に至り、しかもそれらのドールの一部を手に入れる幸運に恵まれる。

その後は上記の通り。
手に入れたドールを解析する事で自身がドールを作成・修繕・調整を行う事が出来るレベルにまで昇華する。
後に自身がドールに対してより深い理解を得るには人間の寿命では短過ぎると、当時の自らの技術をフル活用し1人のドールを作成、自らの魂をそれに移し変える事で新しい寿命を得るという、華花瓶の真似事で延命に成功した。
その為、彼は理論上寿命によって死ぬことは無い。

彼の人物としての詳細だが、基本的には異常思考。
何に置いても自分の中心は人形であり、ドールズというものを知ってからはドールズが自身の中心に差し変わった。
元々は自作の人形劇で収入を得ていたが、お世辞にも良いとは言えないシナリオ・あまりにもはっきりとしないブレブレのキャラ設定、そして終いには"人形劇の途中で人形たち<我が子達>の可愛さあまり荒ぶり始め、そのまま正気を失い暴走し始めて観客をドン引きさせる"等問題点だらけで、評判は悪かった。なお、劇そっちのけで荒ぶり始める様はそれはそれで別の話題性にはなっていたのだが。

劇の無い時等の暇なときは、基本的に一人で人形遊びをしている。
その時々で手持ちの人形に設定をつけて、やりたい場面・みたい場面を再現して遊ぶのだ。
因みにその際も比較的頻繁に感情を制御できなくなり暴走し始める。
また本人は我が子の様々な面を見れる事に思考の悦と興奮を感じており、その様々な面とは人形達の何気ない日常の様子から始まり、性行為の姿は勿論、殺しあう姿ですらそれらを感じる。
また、殺しあう姿を演じている時に暴走し始めると、自らの手で殺される役の人形をナイフで滅多刺しにしながら高笑いをあげる。その様は"狂気"の一言。
これはドールズを手に入れてからも勿論同じで、瓶導や瓶限の何気ない日常のやり取りの中で突然その自然な姿に歓喜し暴走し始める事も多々ある。
また、これはたったの1度しかなかった事だが、その暴走が過ぎるあまり瓶限の命を奪いかねない事態にまで発展した事がある。しかし腐っても華花瓶作のドール・瓶限と素人の作った延命目的レベルの人形では性能が圧倒的に違い、その性能差故に瓶限に大きな被害が出る事は無かった。
とは言え、普段何だかんだ遊離に対して辛く当たる事の無い瓶導も瓶限も、このときばかりは恐怖と拒絶にまみれた表情と態度を取る事となった。なおこの後、それらの態度を初めて見れた事に対する喜びで再度暴走しかけている。
また、この暴走状態は非常に厄介で、周囲の人間の手を以ってしても正気に戻す事は不可能で、本人が暴走の過程で満足した状態になる、もしくは疲労で意識を失う等、事実上"時間の経過でしか正気に戻す方法が無い"。
その上でこの状態に日常的になってしまう為、瓶導と瓶限は遊離とはあまり行動を共にしない。正直処理が面倒なのである。


シューエ・アラカルト

第四幕を中心に登場する人物。キャスト女性。
自称アークスであり、自称"キャスト至上主義者"である彼女は、シャルノア側の陣営でも特別強力な存在。
しかしこの時代のアークスとして登録されておらず、"キャスト至上主義"を名乗りながらも同じキャスト内で尊重する相手・見下す相手、評価が相手によってまちまちであり、何かと不審な点が目立つ。

そんな彼女の実態は、もう数十年も前に死亡した、当時"味方殺し"としてアークス内にその名を知らしめた一人のアークス。
彼女が手にかけた人々は数知れず、その中には実の弟までもが含まれている。
その人間性は当時から変わらず、生身の人々は誰一人として認めず見下し続け、自身が"至高の存在"とするキャスト相手ですら、相応の行いを行わなければ其れをキャストとは認めず見下し、尊大な態度を取る程。
そう彼女は、口先こそ"キャスト至上主義"を謳っているが、その実"能力主義者"なのである。
しかしながら自身はキャスト至上主義だと思い込んでいる為、仮に能力がどんなに高かろうがキャスト以外は評価せず、下等な存在だと笑うのだ。

数十年前、正規のアークスとして生存していた頃の事はこの項では割愛する。

この物語としての登場は第四幕より。
シャルノアが、自身の理想を叶える為の存在を探していたところ、数十年前にアークス内でその名を轟かせていた彼女の存在を知り、その亡骸から彼女の擬似蘇生を試みる。
その際、彼女の亡骸だけでは蘇生に不十分だった為、彼女の弟である"シード・アラカルト"の亡骸も回収し、それらのパーツを組み合わせる事で無事蘇生された。
因みにシャルノアとしては蘇生されるのはアラカルト姉弟のどちらでも良く、擬似蘇生の為の手順を踏んでいた上でシューエのメモリが生きていた為にシューエとして蘇生されただけで、実はその身体を構成しているパーツの比率はシードのパーツの比率の方が高かったりする。

蘇生後シャルノアの思想と計画の内容を聞かされ、それに賛同したシューエはその計画の為にシャルノアと共に行動する事になる。
瓶限との出会いは蘇生後の話であり、シューエが計画の為に惑星ナベリウスの森林エリアに降り立っていた時の事である。
幸か不幸か、瓶限はシューエ唱える"キャスト至上主義"に足る人物であったが為に、以降遊離の思惑通り瓶限は彼女の下で行動する。

第四幕終盤、瓶導の属する反シャルノア勢力の拠点制圧作戦時、拠点の中でも特に奥に位置する場所に配置され、最後の守りとして構える。
そんな彼女の元に現れたのは、反シャルノア勢力の一員であり・シャルノアの計画に必要な為捕獲対象となっていた少年。
相手が満身創痍だった為に勝利は容易かと思われたが、それまで少年と幾度か交流する機会があったシューエは初めてシャルノアの思想に疑念を抱き、捕獲では無く殺害を計画。それに感づいたシャルノアに背後から奇襲され、あっけない最後を迎えた。

なお、その亡骸は混乱極めた戦闘の問題や、その他の事情の関係でその場にそのまま遺棄される事となった。


シード・アラカルト

前述の"シューエ・アラカルト"の実の弟にして、キャストの青年。
シューエが未だ生存していた時代に、思想の違いから衝突になり、その果てに彼女に手をかけられ死亡している。享年24。

その人物像は姉・シューエと違いごく普通の青年。
好みの女性が"女性というより少女"であったり、姉弟で在りながらいい歳になっても姉の裸に発情したりと多少年齢不相応の"精神的未熟さ"が見える事こそあったものも、周りからも評判の良い好青年だった。

この物語での登場は第四幕で名称だけ、本格的にその存在をかもし出すのは第五幕から。
シューエ・アラカルトの項目にあるとおりシャルノアの計画の為に擬似蘇生されたシューエの身体を形成するパーツの半数以上が、実は彼の亡骸から流用されている。そういう意味では"シューエ・アラカルトを名乗るシード・アラカルトという人物"というべきかも知れない。

第五幕に置いて、瓶限が自我を獲得した後、彼女の強い要望により当時のままシャルノア勢力の拠点に遺棄されていたその身体を回収・修復される。
そしてこの身体を回収した際に、偶然拠点内部にて保存されたままだった"擬似蘇生に使用されなかったシューエ・シード両名のパーツ"も回収され、身体の修繕はこれらのパーツ+遊離のドール技術の転用によって行われた。
その結果、実に身体の8割以上がシード・アラカルトのパーツによって構成される状態になった。
しかしこの際、シューエ・アラカルトの記憶メモリが修復不可能なレベルまでに破損していた為、"身体こそ十分な修繕が行われたが、肝心の頭脳部分に重大な欠陥を抱えた状態での再起動"となってしまった。
これらの要因が重なった末に再起動したこの身体は、その身体の大部分を構成するシードの要素が前面に出る結果となり、瓶限が望んだ"シューエとしての蘇生"は残念ながら叶わず、見ず知らずの"シード・アラカルト"として蘇生する事になった。

の、だが。
前述通り記憶メモリが破損していた為頭脳部分に重大な欠陥を抱えた状態で再起動となったシューエ・アラカルト改めシード・アラカルトは、知能が赤ん坊レベルまで低下した状態での再起動となってしまった。
加えて本来"記憶メモリ"によって行う筈の人格形成を、ボディパーツに染み込んで残っていたシードの残滓とも言えようものからドール技術を転用して強引に引き出している為、知能レベルの低下も相まって"理性の欠片も無い唯の獣"のような存在となってしまっている。

これらが何を意味しているかというと、シードの生前時の"歳不相応の精神的未熟さ"や"女性というより少女が好み"と言った、理性によってどうにか隠されていた危険な要素が、理性の欠落によって完全に表に出てしまうと言う事なのである。
それどころか本能的に動き、更に知能も赤ん坊レベルなので、"理性の欠落"と言う要素だけでは発生し得ない危険性が新たに生じた事になる。

最後に、これは補足的な内容になるが、知能が赤ん坊程度にまで落ち込んでいるので彼は言語を使う事が出来ず、「あー」や「うー」等の"それっぽい音"しか発する事は出来ないし、メモリ部分の破損の問題で今後の人間的成長を望むにはボディの構造そのものを再構築・及び新しい人格データを搭載した記憶メモリの準備が必要である。
しかしそれは事実上の"シューエ・アラカルトとシード・アラカルトのパーツを再利用した新規ドールの作成"と言う行為に他ならず、シューエの純粋な蘇生を望んだ瓶限の気持ちを蔑ろにする行為になる為、彼の今後の人間的成長は"絶望的"と言えよう。

なお、1番肝心な瓶限はその赤ん坊化したシューエに対して「導と私との間の子供みたいで悪くない」等と、まんざらでも無い様子である。
しかし知能・行動が赤ん坊水準なだけであり、見てくれは勿論大人であるのだが・・・・・・・。 

うちの子設定集・扉之咲アスカ編


親馬鹿大好き!
自分が親馬鹿するのも勿論ですが、他人が親馬鹿してるところ見るのも実は好きだったりします。
今日の更新は本当は起きてからやるか悩んでたんですけど、他所の人の珍しく親馬鹿してるところ見れてモチベあがったので寝る前更新だったりします。

皆さんこんばんわ、雅です!




うちの子設定集

という訳で、新企画うちの子設定集。
もう去年の2月くらいだったかな?から、色んな人からその大勢いるキャラの紹介記事を作ってほしいといわれていながら今日までほぼほぼ紹介がてきとーかつごく一部の子しか紹介していなかったので、そろそろちゃんと紹介しようかな、と。

そんな訳で紹介用のカテゴリ、うちの子設定集を増設!まず目標は1日1キャラ紹介といったところでしょうか!
うちの子がNPC含めて26そこそこいるので、NPCは紹介しなかったとしても大よそ3週間~1ヶ月かかる計算になるので、どうか気長にお待ちください・・・・・・(震え声




扉之咲アスカ

うちの子設定集、トップバッターはうちの主力メンバーが1人、アスカ!アスカ可愛いよアスカ!
作成順としては、雅・みーに続いて3番目に作成されたんだったかな、確か。一時期主力の中でも圧倒的装備不足・レベル不足な時期もあったアスカですが、なんと今ではうちの子達の中で1番装備もレベルも充実している子だったりします。

さて、そんなアスカの設定を見て行こうじゃないかー!


アスカの誕生

「私は・・・・・・。あたしは、扉之咲アスカ」

アスカは、アークス模倣体の登場によって作成された、1体の女性キャスト。
アークス模倣体の行動原理を調査する為、アークスが極秘裏に製作した「アークス模倣体が取る行動を出来る限り再現した"アークス模倣体の模倣体"」。
その為アスカは、無作為に選ばれたアークス1人のクローンという名目で作成される。模倣の対象となったのは、扉之咲みなも。クローンと言う名目で作成されていながらみなもと別な種族・キャストであるのは、「マシンであれば、データの書き換え1つで簡単に別のアークスのクローンとしても活動出来るようになるから」と言う理由。その際に生じる身体能力やステータスの前後は武器や装備、チューンで補う、と言う予定だった。

本来は身体データやステータス、性格から終いにはしゃべり方なども完全にみなもと同じものになる筈で製作されたのだが、アスカの開発担当だった研究者、二楽が、本人の「折角生まれた新たな命なのに、他人と全く同じ、個性も何もない存在だなんて可哀想」という研究者らしからぬ言い分とその暗躍によって完全に扉之咲みなもとは別人格・別個性を持ったキャストとして生まれる。


最初で最後の出撃

「大丈夫。私がチューンしたアスカちゃんなんだよ?失敗なんて有り得なーい!ねっ?」

そんなアクシデントにも見舞われながら、計画は続行される。
アスカは本来の目的通りに日々チューンされ、そして遂に実戦の日を迎える。
アスカの役目はあくまでアークス模倣体の行動原理の調査の為に、模倣体を更に模倣する事。本物の模倣体と違いアークスを殲滅する事は目的ではないので、アークスは間違っても殺さないように、というプログラムが施され、その上で命令としても下っていた、筈だった。

しかしアスカは、その調査任務の初陣で、襲い掛かったアークス達のパーティの一人を誤って殺めてしまう。
命令としても、本人の意思としてもアークスを殺めるつもりは無かったアスカは大きく動揺、そして仲間を殺されてしまった事に激昂し反撃してきた他のアークスに返り討ちにあい大破してしまう。

計画の為にクローンとして製作された筈のアスカが、元となったみなもとはまったく別の存在として製作されてしまい、計画の初陣で早くもアークスを殺めてしまうという大きなミスを犯してしまう。そして肝心のアスカの大破。
様々な要因が重なり、たった1回の出撃で計画は破棄が決定されてしまう。


アスカの決意

「生きて。貴女が殺めてしまった人の分まで、ちゃんと」

アークス殺しの証拠隠滅や計画破棄で不要となった関係でアスカも廃棄処分される予定だったが、アスカの生みの親、二楽の暗躍によってアスカは研究施設から脱出。行く宛ても無い状態ではあるが、アスカは何とか生き延びる事となる。
その後アスカは様々な人との出会いと、そこで様々なものを見・感じる事で、遂にはアークスになる事を決意する。
自分が殺めてしまったアークスが本来護れるはずだったモノ・護りたかったモノを、自分がその人に代わって護るべきだと感じたからだ。

結果、アスカは無事アークスになり、更に新しい色んな世界、色んなモノを目にする事になる。
そしてその中で、自分が作られた理由となるアークス模倣体、その大元であるダーカーとも遭遇する。
自分とダーカーの関係、アークスとダーカーの関係を知ったアスカは、「ダーカーさえいなくなれば不幸になる人はいなくなる筈」という結論に至り、以降アスカは、ダーカーを滅ぼす為に自らの全てを尽くすと決心する。


戦いに明け暮れる日々

「あたしの身体なんて安いもんよ。死にさえしなければ、この身を盾にした方が、"護る"と言う点に関しては効率的」

決意してからのアスカは、とにかく自分の身を大事にしなかった。
死にさえしなければ、自分はキャストだからどんなにダメージを受けようとも、予備パーツの付け替え1つですぐにまた戦線に復帰できる。ならば自分を盾にしつつ戦うのが1番効率的。そう考えるようになったのだ。
その為、アスカは1日のほとんどを任務に費やした。主には強力なエネミー、特にダーカーの発生によって人々が苦しんでいる地域への任務を率先してこなした。

しかし実際のところはパーツの付け替えですら補修しきれない損傷を受ける事も多く、顔や身体中の傷(*身体の傷はPSO2では再現出来てない)は増えていく一方。特にダーカーの市街地強襲時に発生した緊急任務、市街地奪還作戦の際に右目に受けたダメージはアスカがその生涯で負う損傷の中でも1・2を争うレベルで大きく、結果そのダメージで右目は完全に破壊され失明、以降右目には眼帯を付けて生活する事となる。


アスカ、堕ちる

「人には護れるモノに限りがある。どんなに努力しようと、どんなに足掻こうと、それは変える事が出来ない」

それは何の変哲も無い在り来たりな任務での事だった。
その日アスカは、新たに進行できるようになった惑星ウォパル、海岸エリアでの任務に従事していた。
何の変哲も無い、新発見の惑星の探索任務。の、筈だった。
その探索の途中、アスカは新種のダーカー"リューダ・ソーサラー"に襲われている1人のアークスを発見する。
振り上げられた鎌はもうアークスを仕留めるのにそう長くは無い時間で終わらせる事を意味していた。アスカはそれを瞬時に理解し、何の抵抗も無く両者の間へ割って入り自らの身体を盾とした。

いつも通り、その一撃こそ受け中破程度の損傷こそうけども、その後隙だらけのダーカーを撃ち抜いて終わらせる・・・・・・、つもりだった。

"リューダ・ソーサラー"の一撃は、思ったよりも深く、アスカを抉った。たまたま深い一撃だっただけだったかもしれないし、当たり所が悪かっただけかもしれない。
だがその一撃は、確実にアスカに想定以上のダメージを与えたのだ。
途端、普段損傷した時とは違う現象が起こる。傷口から真っ黒で見た事も無い様な何かが溢れ出す。
今まで感じたことの無いような感覚。視界が、意識が揺らぐ。

それは、過去に二代目クラリスクレイスが対若人戦の最後に見舞われた現象と全く同じだった。
今までアスカが狩り続けてきたダーカー。その残滓が塵のように少しずつ、でも確実にたまり続けた結果だった。

結果、アスカはダーカーとなった。
二代目クラリスクレイスのように強力な存在、特別な力を持ったアークスでは無かった為にダークファルスや深遠なる闇、それらと比較出来る程の存在でこそ無かったモノの、それでも大型のダーカー相当の、とても危険な存在である事には変わりなかった。

扉之咲アスカという存在が、本物の"アークス模倣体"となった瞬間だった。


アスカ、心のままに

「ふふっ、ばいばぁい♪」

ダーカーとなってからのアスカは、恐ろしいまでに自由だった。
ヒトとしての知性がある分、敵対すれば大型ダーカーよりも機転が利く。結果、能力だけで言えば大型ダーカー相当のアスカだが、その脅威は確実にそれ以上だった。
アークス側にも、少なからず被害が出た。勿論、死傷者もいた。

だが不思議な事にアスカは、時としてアークスの味方をしてダーカーを倒す事もあった。
とにかく本能の赴くまま、やりたい事を、やりたいようにやっていた。その姿は、ダーカーとして堕ちる前のアスカが全く娯楽や本能的な感情に流されず戦い続けてきた分を、取り返そうとしているかのようだった。

そしてそんな日々の中、アスカは1人の人物と相対する。


本当のアスカを取り戻す為に

「過去縛られないで、アスカ!貴女は過去に縛られずに、飛び立てる筈だから!」

そこは惑星ウォパル。海底エリア。
ダーカーと化してからのアスカは、幻想的な光が満ちるその場所が、とても好きだった。
そこに現れたのは、扉之咲みなも。
アスカがアークスになって間もない頃に出会い、名を聞いた時からずっと言葉に出来ないもやもやとした感情を抱き続けてきた相手。自分のオリジナル。
アスカとみなもはよく喧嘩をした。お互いに他人を護りたくてアークスなって、歳も見た目としては近い。そしてお互いに「自分の身近で1番自分の身を投げ捨ててでもヒトを護りたい」と言う行動原理をしていて、即ち1番見ていて心配になる相手だったからだ。周りからはその喧嘩風景を「まるで本物の姉妹みたいだ」と言われるくらいには喧嘩したし、その割には仲が良かった。

そんな相手、みなも。
今でも覚えている。ある日喧嘩で熱くなった拍子に、自分がみなものクローンと同等の存在である事を口走ってしまった事を。そこから、今までで1番荒れた喧嘩になってしまった事も。
今ではそれが原因でお互いより信頼しているし、心配もするようになった。

ダーカーに堕ちた今でも、その事はハッキリと覚えていた。

そんなみなもが、ダーカーとなったアスカの前に現れた。
みなもは必死に語りかけた。訴えた。

だが、アスカはその言葉に耳を貸さなかった。

否。アスカに届いてはいた。
だがそれは、まるで弓矢のように深く、辛く胸に突き刺さって行くだけだった。
ダーカーに堕ちても、心は同じ。自分がおかしくなってしまったのは、ずっと分かっていた。
けれでも、どうすれば良いか分からない。考えれば考える程辛くなるだけ。
だから考える事をやめていたのだ。

アスカの頭の中はぐちゃぐちゃだった。もう自分でも何をやっているか分からなかった。
ただ、痛い。みなもの言葉が。アスカが放つ攻撃が、みなもに当たる。自分を否定する存在にダメージを与えている。
その筈なのに、胸は余計に苦しくなった。
目を閉じる。視界に何かが映るのすら嫌で嫌で仕方なくなっていた。真っ暗。何も無い。
アスカは抵抗するのを、遂には諦めた。もう、だめだ。
彼女は、自分で自分自身を否定してしまったのだから。

その時、そっと彼女を包み込む、暖かい感覚が走る。

その暖かさが、奇跡を起こした。


再び歩む為に

「有難う。本当に、有難うっ、みなもっ・・・・・・!あたしは、今日から!扉之咲"飛鳥"として生きていく!」

説明は、つかない。
何故そうなったのかは誰にも分からない。
だが、傷だらけのみなもがアスカを優しく抱きしめたその時、アスカの身体から不思議な光が放たれ、そしてその光は、アスカの中に宿るダーカーの要素を全て取り除いたのだ。

それから少しの時間が流れた。
アスカもみなもも無事回復し、元の生活を送れるようになった。
みなもはともかくとして、アスカはこれからどうして行くのか。周囲は皆、それを一番心配した。
自分のした事の罪を、重く受け止めすぎてしまうのではないか。
それとも、また戦い漬けの日々に戻ってしまうのではないか。

だが、その心配は杞憂だった。

みなもの言葉は、アスカを変えた。
アスカは自らを縛る様々な過去と決別し、ちゃんと自分と向き合って生きて行く事に決めた。
自分を、ちゃんと"1人のヒト"として認めて生きて行く事に決めた。

扉之咲飛鳥の人生は、ここから始まって行くのだ。




と言う事で、とぉぉぉっても長くなりましたがアスカの設定!
自分の想定してた3.4倍は書いたので、心から疲れた!でも楽しかった!
最後の方投槍感少しあったけど、流石に許して下さい。

後、書いてて思ったけどトップバッターにアスカはちと重過ぎたね?
等々書きながら・書き終わって色々思ったところもありましたが、この設定集記事でより皆さんにアスカを愛してもらえたらなーと思います!

まぁ、実は設定これで8割9割くらいで、もう少し設定あるのですけど。まぁこちらは今回こちらの設定集記事で載せなかった理由があるので、後日別の設定集記事でお話しますよ、と。
明日は誰書こうかなー!

それでは今回も閲覧、有り難う御座いましたー!

扉之咲アスカ

アングルの問題で

PサーヴァントIN遺跡

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